震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

アイドルと永遠

私の始めて好きになったアイドルは嵐だった。

 

どうやら彼らは2020年 12月31日をもって活動休止をしてしまうらしい。

 

ショックだった。心のどこかで彼らは永遠であると思っていたから。

 

将来活動が頻繁ではなくなったって今みたいな状況がゆっくりゆっくり下降線を辿ったって彼らは嵐でいてくれるものだって、思ってた。

 

「2020年いっぱいで嵐としての活動を休止させて欲しい」と言ったのは、私の初恋の彼で。

 

いつかある日ぽっと消えてしまうんじゃないかと思っていた彼が、その昔嵐を辞めたいとおもっていた彼が、15周年で堰を切ったように誰よりも泣いた彼が、夏休みをもらえるようだ。

 

「明日が来ない今日もあるのだから、今日の好きは今日言っておかないと。」

アイドルに永遠はないのだと、だからこそ彼らはキラキラしていて美しいのだと。また会えるは絶対なんかじゃないんだと、いろんな思いが走馬灯のように駆け巡った。

 

いちばん好きなあの時にたくさん会いに行ってよかった。それは本当に思う。

きっとあの時行くのを渋っていたら、未来の私はすごく後悔して今以上にやるせない気持ちになっていただろうから。

 

帰宅した時にはもう記者会見が始まっていたくらいの時間で。地方住みの私は記者会見を見ることも出来ず、ひたすらtwitterを漁った。

活動休止の記者会見とは思えないくらいほのぼのとしていて笑顔も見せて、ひたすら優しかった。少し残酷に思えてくるほど彼らは優しかった。だれひとりとして不服そうに不貞腐れることをせず、ひたすら前を向いて彼を守って嵐を守っていた。心無い質問を投げかけられた時に

もやっぱり私の大好きな彼等の姿があった。

 

 

それでもやっぱり納得出来なくて、悲しくて、やるせなかった。私は我儘なオタクなので、今は前を向いて歩いて行ける気がしない。

幸せにはなって欲しいんだもちろん。

休みたくても休めなかった彼が、やっと休みたいと思ったタイミングでお休みを貰えることも嬉しい。

 

でも2021年になって、当たり前のように並んでいた5人の姿が見られなくなるのがあまりにも想像出来ないんだ。矛盾してるけど、それは分かってるけど嵐がいなくなった世界が、私にはとても想像できなくて有り得なくて、辛いとか寂しいとか嫌だとかそんな言葉ではとても形容出来ないんだ。

 

何が嫌だって、もう2021年になったら、彼はもう2度と私たちに顔を見せてはくれないんじゃないかと自分に問うてしまうこと。

どこかフラっと居なくなってしまいそうで、ある日突然辞めたって言って消えちゃいそうな彼をずっと見てきたはずなのに、いざ、2年後で一旦お休みしますと言われてしまうとどうにも心にくる。

 

たくさんお絵かきして欲しい。真っ黒になったって誰にも何も言われないのだから思う存分海の上にいて欲しい。彼がアイドルとしてずっと我慢して出来なかったことを思う存分やって欲しい。たくさんたくさん、幸せでいて欲しい。

 

もうたくさん幸せを貰ってきたはずなのに、私は彼にどうしたってこれ以上と永遠を求めてしまう。勝手に好きになって勝手に永遠を口に出す。なんて我儘なんだろう。

でもそれでも私はオタクを辞められないしアイドルが大好きだ。

 

私はまだありがとうも行ってらっしゃいも言う勇気がない。2年間、どんな気持ちで過ごしたらいいのかも分からない。でもこれだけは言える。

彼らには申し訳なく思ったり、引け目を感じたりする必要は全くない。

 

彼らには世界で1番幸せでいて欲しい。

 

彼らはいつだって、私の最高のアイドルなのだから。