震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

#weloveyouAmber

 

 

アンバーが、SMを離れることになった。

 

結成日の9月5日のタイミングを待たずに、9月になってすぐアンバーの口から発表したのもなんとなくアンバーらしくて、本当なら、ここ4年ろくに活動もさせて貰えなかったアンバーが、やっとえっせむを抜け出して自由に羽ばたけるのなら、よかったね、君はもう自由だ。やりたいことなんだって出来るんだよと言ってあげたい。おめでとう、いってっしゃいと声をかけてあげたい。でもやっぱり、どんなにえっせむという事務所がアンバーに対して行ってきた待遇に腹が立ったって、えっせむから居なくなってしまうということは、たまらなく寂しくて切なくて苦しい。悔しい。

 

私は、えっせむという事務所でf(x)としてアイドルをやっているアンバーのことが好きなんだろう、と思う。もしもアンバーが違う事務所からデビューして、今以上の活動や地位を手に入れていたとしても、きっとこんなに入れ込んではいない。あの事務所で、既存の色に染まらない最高のガールズグループとして活動していたから、f(x)だから、アンバーだから、好きになったんだ。結果的にアンバーに幸せなアイドルとしての時間を満足に与えられなかったえっせむのことは大嫌いなんだけど、そのえっせむがf(x)というガールズグループを作り出してくれて、攻めたコンセプトや最高の世界観で色をつけてくれたので、まるっきり嫌いにもなれない。

 

ただ可愛いだけでもカッコイイだけでもなくて、少し他のアイドルたちとは何かが違う。人と違っていることがこんなに素晴らしくて誇るべきことだと感じられるようになったのは、紛れもなくf(x)がいたから。少しおかしいと思われるくらいが、ちょうどいいじゃない???と彼女たちには言われているような気がしたし、もうすぐ10周年を迎える今こそが、彼女たちのような存在がが1番必要とされているような気がしてならない。多様化していく世界の中のアイコン的存在になっていけるのはf(x)だろうと。 

 

SMTでf(3)が見せてくれた愛に溢れた様子も、あの割れんばかりの歓声も、そして最後の最後にクリスタルが流したらしい涙も、この発表を聞いてしまうと急に全部の辻褄があってしまうような気がして、やっぱりそうだよね、と言わざるを得ない。それが悔しいんだ。それに、f(x)としてSMTの舞台に立つ、最後かもしれないこの機会に、ビクトリアがいなかったことも、やるせなくてしょうがない。諸々の事情があるのは分かっているつもりだけど、4人で笑っている姿が見たかった。

 

でもアンバー、君には、今まで悲しい思いややるせない思いをさせていた分、ありったけの優しさと幸せに包まれて欲しいとも思ってる。もう何にも縛られずに、やりたいことをやりたいようにやりたいだけしてもいいんだから。これからの人生が更に更に輝かしいものである事を祈ってるし、精一杯のエールを送りたい。アンバーに、有り余るほどの幸せを。