f(x)、本当に本当に10年アイドルで居続けてくれてありがとう。
あの状況下で、もういい耐えられない！と飛び出して行かずにじっと耐えて契約更新の時期までアイドルしてくれた、その優しさにどれほど救われたか。 最後のSMTで、4人は叶わなかったけれど、3人で幸せいっぱいに笑う姿を見て、これこそが全てだと思った。華々しく死ぬほど気合いを入れて10周年を祝わせて貰えなかったことも、結局4wallsからまともに活動出来なかったことも悔しくてやるせなくてたまらない。本当に。
それでも、今日という日で区切りをつけた彼女たちには、もうなんにも縛られることなくひらひら羽ばたいていって欲しい。こんな素敵な女の子達、手放すことになってしまった会社は後で死ぬほど後悔すればいいのよ。終わり方は決して幸せなものではなかったかもしれないけど、これまで彼女たちが与えてくれたときめきや自分の好きなように生きる勇気までもは無かったことにしたくない。夢の中のようなお伽噺のようなキラキラしているようでどこか曇っていて閉鎖的な女の子達の物語は確かに存在したし、これからだってそう。私はまだまだ、新たなf(x)のお伽噺の1ページを諦める気はないよ。
カワイイだけでもカッコイイだけでもつまらない。不思議さとほんの少しのスパイスでできたf(x)は私のちっぽけな青春の全てだ。まるで映画を見ているようで、いつだってしゃんと背筋を伸ばして歩いていて、どんなことがあろうと、誰のためでもなく自分たちのために女の子でいようとする姿とか自分らしくいることを辞めないで肯定し続けていてくれた姿とかいつだって、彼女たちは最高の女の子だ。はじめてあのアイドルと言う枠を超えてしまうようなアートワークと摩訶不思議な世界を知った時の衝撃とときめきは一生物の財産であるとさえ思う。
彼女たちには死ぬほど幸せになって欲しい。ありとあらゆる幸せや優しさや光を浴びてもういいよ！！！もうたくさんだ！！と思うくらいのいい事がたくさんたくさん起こって欲しい。両手で抱えきれなくなっちゃうくらいの
溢れんばかりの未来がこれから益々花開いて行くことを願っています。
あなたたち以上の存在なんて現れないような気がするし、現れて欲しくないのかもしれない。
2019. 0905
