震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

アイドルと数字の話

 

 

数字って大事だと思うんだ。

ある程度の数字を出さないと次がないかもしれない。逆をいえばある程度の数字があればまた次がやってくる可能性が高いとも言える。数字はオタクたちがアイドルたちに対して君たちがすきだ、君たちの姿が見たい、がんばれ!!!とあくまでも自発的に大きくしていくものであって、それをアイドル自身が数字が大事なんだ、頑張らなきゃいけないんだと言われるとなんだかなぁ、と感じてしまう性分なのである。頭じゃ数字がめちゃくちゃ大事なのも分かっているんだけど君たちがそれを言ったら終わりじゃない…?と思ってしまう。アイドル側から数字に関する言葉を投げかけられると、しんどいんだよなぁ。生々しい、あまりにも。アイドルを応援しているということはアイドル自身のためじゃなくてもう私がアイドルを応援することで救われたい幸せになりたいというエゴだと自分の中で定義しているのでそこが楽しいとかワクワクではなく義務感に変わってしまうことに虚無感が漂っている気がする。パンドラの箱を開けてしまったような気持ちになるんだよなぁ。

 

多分そういう数字的なことに必死になっているアイドルの姿を見たくないのかもしれない。できることはやるから知っててもいいから数字なんて見えていないふりをしてほしいだけなのかもしれない。数字的なことを気にして落ち込んで欲しくないし前だけを向いていて欲しい。またそれもエゴなのかもしれないけれども。今こうは言っているけどもなかなか数字の在り方について結論づけられていないのもまた事実。数字は大事なんだ。それは絶対そうで。一緒になって戦っているような気持ちとしてアイドル側も発破をかけてくれるのかもしれない。そうだとしても、今はまだこの数字数字まわせまわせ!!!!とアイドル側から言われることに慣れない。ファン側から自発的に頑張るのは良いし総出で頑張りたいと思うけども。

 

きっと数字を出すことにエモを見出したくないのかもしれないとも思う。ROTも然りなんだけれど。苦悩している姿とかアイドルのリアルとかそういうことにエモさを見出すことがとても苦手である。キラキラしたその表側だけでいいよ見せてくれるのは!!!!そういうドラマは仕立てあげなくてよろしいよ…と思っている。