震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

君はたまにしんどくなることを言う

 

 

ジャニアイが終わった。

 

多分だけど、きっと今年のジャニアイはジャニーさんがいないということ、前に進むこと、ショーは続いていくということというものが軸になっていたのかな、だなんて思っていた。

 

初日のレポでジャニーさんとの思い出の話をする場面とか、ジャニーさんであろう宇宙船がもうすぐいなくなってしまうであろうことを悟って、ゆうぴ~が泣き崩れてしまって、それを支える平野くんというシーンがあるとか、はいはいじぇっつ、めちゃくちゃ出番があるとか怒涛のように回ってきて、あぁ、この苦しい思いを彼は2ヶ月もし続けなきゃいけないんだな、となんだかもやっとした。たまに、そう言うこちら側も抱えきれなくなるような悲しみをあまりにリアルに吐き出すようなシーンが付け加えられたりするのはどうしてなんだろう。中盤を迎えても、1日2回は同じシーンをしているにも関わらず涙してしまうゆうぴ~さんの話を目にして、彼のそう言う真っ直ぐな気持ちをただこうやって消費してしまっていいのか、と何度か思った。

 

 

千秋楽、いつも通りレポがたくさん流れてきた。いつもとは少し違うことをゆうぴ~は言っていた。「死にたくなった」と言った。私は文字でしか見ていないけれど相当なショックを受けた。大切な人を失うということ、その悲しみのやり場に困ってしまうということ、その感情は無くて当然ではない。だけれどもだ、なんだか、この数ヶ月間前を向いて立たなければならなかったこと、2019年~2020年の始まりにかけて精神的に大人にならなければならない出来事が立て続けにあったこと、夏から冬、きっとぼーっとして何か思いに耽ける暇もきっとなかったであろうこと、相当精神的にキツかっただろうな。こういうふっとした発言が人間味に溢れているというか、アイドルでありながら今を必死に生きる少年の姿だなぁだなんて感じる。

あまりにもストレートな言葉で、言葉通り真っ直ぐ射抜かれたようで、なんだか、こういうことがあるだ日に結局こちら側は無力だなんて思ってしまうのだ。

 

彼ら側の悲しみや苦しみをきっと本当の意味では救ってはあげられないし、背負うものだって年々増えていくだろうし、直接的な解決策になることさえ出来ない。悲しみというその感情には終わりがないし、他人がどうこう出来るものでもない。結局は、願うないし祈ることしか出来ない。

 

だからこそ、願いたい。とびっきり君の人生が光溢れるものであってくれ、ありったけの幸せに囲まれて、胸に掲げたその夢を全部叶えて、思わず笑みが零れてしまうくらいキラキラ輝いて、いつかは、スーパーヒーローになっておくれよ!!!!願うことしかできないので。