震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

アイドルを好きになって何になるんだろう

 

 

空き時間に友達にふっと言われた。

アイドルを好きになって、それに終わりはあるのか、終わりはあったとして何になるのか、と。

 

多分彼女の納得のいく答えではなかっただろうけど、「きっと何にもならないけれど、それでいいんじゃない?」と言った。うまく答えられた気はしないその友達に全く悪意はないし、多分、自分の日常よりアイドルのひとつひとつの言葉や表情やそんなもので一喜一憂している私の姿がきっと疑問だったんだと思う。

 

上手い返しは今考えてもあんまり思いつかない。アイドルを好きでいることというのは理屈では上手く説明がつかない事だと思っている。アイドルは偶像で、夢で、きっとアイドルを好きでいることは素敵な夢を見せてもらっているということかもしれない。キラキラとしていて希望に溢れていて、あどけない顔をしていたその人が、人の前に立つということをしていくうちに覚悟や表現しようのないきらめきを纏っていくその様は、あまりにも輝いている。どうしてそのアイドルをすきになったのだろうと考える時に、まず出てくるのは、「その人が放つきらめきを、スターになっていく様を見ていたい」という感情なのかな、と思う。どんどん成長していくアイドルを見ていくうちに、いつの間にかこちら側がとてつもない勇気を頂いていて、生きる理由になっていて、もうそのきらめきからは逃れられなくなっていて。好きになることで何か得られなくたってこの際良いのだ。それだけ、アイドルをすきでいるということは、素敵な夢を見せてもらうということだ。

 

 

あまりにも好きになりすぎると、幸せと同じくらい、アイドルを好きでいることはしんどくもなってくる。色んなことを考えてしまうし、問題が起こったり、危機に立たされたり。素敵な夢をと言いながら、素敵な夢ばかりは見ていられないのもまた、アイドルを好きでいることで。最近は結構しんどい事も多かったので、最近はアイドル好きでいるのしんどいな…期。好きの気持ちに変わりはないけれど、なんだかリアルを感じてしまって、切なくも苦しくもあって。

 

 

アイドルの好きになることは、きっと何にもならないけれど、確実に人生を彩ってくれるものだし、溢れるほどの素敵な夢、見ているから、いいのさ~~~。と、とりあえず、雑多に。