震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

栄華の夢を歩く

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=Ujb-gvqsoi0&feature=share

 

あまりにもその始まりを告げるには不穏でほの暗い…始まりというより終わりの始まりのようだ。

 

 

 MV公開が伸びに伸びて肩透かしオブ肩透かし感がふつふつとしていたけれど、七夕の正午にMVが公開されることを浪漫だと思うことにするさ…七夕に最強ガールズのMV公開だなんてクールだろ…?という謎の心持ちで、7월7일 を聴き込むなどして待っていたら心が洗われていた。あれこそなんて悲しき情緒の物語よ…。

 

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割と冒頭に出てきたここら辺の構図が嫌いなシンメ厨いる…????操られ対立し共鳴して背中を預けるんだ…スルリンはシンメでありながら全く違う魅力の持ち主であるということが肝だと思うの…シンメの背中合わせはもう立ってきた土俵だとか歩んできた道そのものだとか、スルリンの場合だとBe Naturalの背中合わせを彷彿とさせながら眺めちゃうな。

 

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いたいけで何も知らないような顔をしているけれど暗示をかけているような、かけられているような描写に見えるし実は魔女姉妹だったかもしれないしそれが天命だったのか何かを守るためだったのか分からないけれどいつのまにかモンスターに変貌しちゃう訳で…多分ハッピーエンドではないのでしょうねというそこはかとなく漂う雰囲気にぐっと飲み込まれる。せっかく外の世界に飛び出していこうと、全てを捨てたのにあまりにも綺麗だから、モンスターと呼ばれて敬遠されてしまったのかもしれないし。

 

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この衣装が致死量のキラキラをスルリンの全身に施している感じで目が痛くなるのとても好き。もともとキラキラには目がないし、キラキラに装飾されて武装したアイドルのことがだいすきなので本当に…こういう色の使い方ってれっべる本家ではなかなかしないというか、やっぱり「あえて」れっべるっぽさを排除したような世界観作りが一貫しているなというのが所感。甘くてかわいくてふわふわしてしまうような毒っけのある甘さも、夢の中にいるような質感のしっとりしたベルベット風味も無く、ビビットにスパイシーにはっきりと。スルギのブラックリップが素敵。

 

ときめきやきらめきよりもその儚さに夢を見いだして美を追いかけて彷徨うがあまりに異端になってしまった悲しきモンスターが今のところのイメージなんだけど、活動を経てどう変化していくかな…楽しみだな…