ほとんど昨日の続きみたいなものかもしれない。
定期的にやってくる夕方のちょうど陽が沈む頃には絶対これを聞かなきゃ情緒が落ち着かないんだよねモード。最近は何かというと題名通りのヘヤ…ヨチンの…。そう、昨日なにわちゃんにきっと似合うねコンセプトとして挙げたヘヤ。
勝手にパムと並ぶ切なくて救われないきらきら星物語だと思ってるんだけど本当に哀愁の漂い方と後半にかけて畳み掛けてくる澄んだ声のオンパレードが嘆きにも祈りにも聞こえてくる。超王道ど真ん中制服コンセプトでデビューし、一貫したメロディーの楽曲でグループの成長とともに少しずつ純粋な少女から大人に成長していくようなコンセプトの流れのように個人的には見えていて、パムとヘヤでその少女性というのは頂点を迎えたな…と思う。そのきらめきと儚さと張り詰めたような切なさがなんとも言えない趣を生み出している、というか。
その何がそんなに一貫した「ほの暗さ」に繋がるのかよく分からないけれど本人たちからにじみ出るものなのか写真の撮り方なのか表情の作りかたなのか。こんなに綺麗なドレスを着ているのに陽の光には縁がなさそうと言うか、外に出して貰えないことを諦めた顔をしているというか。このあとにビッヒとソスの合併というか吸収でヨチンがゴリゴリのビッヒアーティストコンセプトという境地を切り開くのもまた趣深く面白くて、ヨチンのコンセプトの中の女の子が女性になるための扉が思いもしない形で開いたような感じがする。ヘヤのコンセプトのあの研ぎ澄まされたまっさらな哀愁というものは何物にも変え難いしっとりとした記憶のようで、好きだなぁ、と思う。
上がパム、下がヘヤのステージ衣装なんだけどとびきりのきらめきと愛が冴え渡っていて切なさを助長させるのがとっても好き…このタイミングがやはりこのコンセプトの最適解では…と思うほどの似合い方…いつ見てもとびきり可愛くて新鮮な気持ちで世界に入り込める。素敵なアイドルにはとびきり素敵なお洋服を。