ドリアイ、Lilかんさい、関西ジャニーズJr.公演を見た。
いつの間にかお兄ちゃんたちが居なくても場を繋いでチビ達をサポートして。最初全員で円陣をくんで、斗亜ちゃんが「全員が主役です。」と言い、俺ら次第や~~~!!!!!!と伝統を引き継いで幕が開いて、UMEやハピラキやバンバンと往年の関ジュ曲メドレーで始まるの…初めっからクライマックスのような盛り上がり。もうこの時点で結構涙腺に来ていたんだけど、可愛い可愛いとお兄ちゃんたちに支えられて、もうこれからどうしたらいいか…と泣いていたりとるちゃんたちがちびたちが積極的に前に出れるようにあえて引いたり、覇気を上げられるように尽力していたの、きちんと背中を見ていつの間にか憧れる側から憧れられる側になっていたんだなぁ。そうだね、斗亜ちゃん。君たちひとりひとりが主人公だね。これまでずっと関ジュの根幹にあった気持ちやファミリー感はしっかりここまで受け継がれているんだなぁ。放課後 Lilで数々のお兄さん方の魂を宿したようにしゃべり続ける風雅がいて楽しいからにこにこしてるのにほろっほろに泣いた。最後、全員で1列に並ぶ時、ファミリーファミリーとぽろっと誰かが零したのも堪らなかったな。変わらないものは無いけど受け継がれゆくものはきちんとあるんだ。
そして新曲。Tell me Tell me。ピンクポップキュートな星の衣装が何ともレトロポップで素敵だった。イメージでいうとれっべるちゃんのウンパウンパに近いキュートさがあって、アイドルソングとお洒落さのミックス感が楽しくて。そこからりるみらこーと繋がったのは本当にもう何とも言えない気持ちがした。りるみらこーは、悔しかった東京ドームのこと、それを覆した京セラのこと、そこで発表された初単独のことというなんから全ての思いと共にあるのでイントロと同時に全ての感情を思い出すし、このまっさらなきらきらとした感じはりとるちゃんにしか出せないな…
今回のセトリで個人的に死ぬかと思ったのが風雅と斗亜ちゃんのラブマニなんですけどあれはなに?????不思議な世界観と大人お洒落な音と特徴的な振り付けと、なんといっても2人があえて無機質に表情を作り込まずに淡々としているのに振り付けの随所にハートの所作が散りばめられているのがとんでもなく狡い…もうなんて狡いんだ…2人で歌う ''My name is Future''も風雅の歌う''愛は純粋愛は白い?愛も気まぐれ愛は黒い''も斗亜ちゃんの歌う''僕と共に変わるって意味だ'' も未来の宣言のように見えてくる。『Manifesto』だもんな…極めつけは''全ての僕の大切な人へ 公約掲げるまでKeepin' your way'' だし最後もしっかりハート作って終わるんだ…良すぎだよ
歌って欲しいとは思っていたし歌うだろうなとうっすら考えてはいたけれどこのメンバー構成の公演で、りとるちゃんたちが正真正銘の一列目で歌うネクステ、感慨深さが本当に堪らなくて。サビで一気にバックにチビたちが現れて1列目に5人が立った時、鳥肌が立つほどの気迫があって、もうこうなるかもしれないでは無くりとるちゃんは未来を5人で背負っていく気満々なんだなと思った。''生まれたての勇気で''だなんてまさにドンピシャじゃないか。るーくちゃん、いつの間にかこんなに声が低くなってラップが出来るようになっちゃって、凄みまで出てた。次に斗亜ちゃんが''どんな明日が来たって''を歌い始めた時、一気に空気がまっさらな澄んだものにピンと張り詰めた瞬間を見たような気がした。笑顔が象徴的だけど、こんなに儚さや透明感を含ませた水分たっぷりな雰囲気は関ジュ随一だなぁ。今まで斗亜ちゃんのことを、周りに素敵な仲間がいてその人たちに囲まれることで輝くセンターの人だと思っていたけれど、れっきとした関ジュの赤を真ん中で背負っていくんだと思った。透明であるが故の主人公性や未来への希望がふわっと流れてきて、そこから繋がる''道なき道をゆくよ''のふがたくの強い視線も凄かった。考えてみれば今日のメンバーでは1番先輩なんだなこのふたり。センター斗亜ちゃんだけにも公的な場で代表してコメントする事の多いニシタクちゃんだけにも背負わせず、5人で未来をよっこらしょと背負う覚悟をまざまざと見せつけられた。
後半の関西メドレーは彼らが関西ジュニアであるその所以をバチバチに見せつけられた感じがしたというかりとるちゃんが王道きらきら側のコンセプトだからって関西ジュニアの魂的な部分は消えたわけではないしなんかいろいろ関西ジュニアのする王道きらきらに対して言ってた人達見たか????これが真髄ぞ?の気持ち。みんなぐっちゃぐちゃになって飛んで跳ねてカメラが来たら先輩後輩関係なく一生懸命アピールして一瞬一瞬を惜しむように全部出し切る。そういえば、メインはあくまでもりとるちゃんたちなのに基本のスタンスはずっと「関西ジャニーズJr.の…」だったし、必要最低限しか自分たちのグループ名を口にしていなくって、あくまでも初単独はNEXT STAGEに持ち込む気だな…となると共に関西ジュニアの未来を示すことということに重きをおいたのかもしれないなぁと思うと、いつの間にこんなに立派な背中を見せるようになったの…確実にちびたちが見ているのはりとるちゃんたちの背中なんだなぁ
あまりにも''圧巻''の眩しい未来だ。
未来は分からないけど、りとるちゃんが筆頭になって導くものはきっと明るいな~~~