震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

ウェストサイド・ドリーム・フォーエバー

 

ドリアイ、なにわ男子公演、総括するとあったかくて優しい陽だまりのようなきらめきに溢れた時間だった。

 

まずオープニング映像が東京の街を闊歩するなにわ男子さんのハートフルウォーミング映像が流れて、そこからダイヤモンドスマイル→ラキボ→アオハル→僕空→Seven Starsと怒涛のきらきらオリ曲メドレーで幕を開けるんだけど、いでよきらきら!キューティー!プリティー!優しいきらきらパワー!とどめのきらきら!!!の優しくて甘くてふわふわしたハートが降り注いできそうなくらいきらきらしてた。のっけからセーラー服モチーフコンセプトの新衣装でまぁ~~~かわいい!!!!ひとりひとり細かい作りが違って淡いイエローで大正解衣装。

 

次のセクションはサマーソングコレクション的な感じであらゆる夏曲をたくさん歌ってくれてこれまた爽やかだったり悪い顔をしていたり、胸がきゅっとするような様々な夏の表情に溢れていたなぁ。バンバカのサングラスを外すだけで絵になるみちきょへさん、Summer Splash!のどことなく夏の終わりの香りがする切ない痛みを感じるような空気感、なんと言ってもファンファーレだなぁ…おそらく選曲者であるみっち~が死ぬほど嬉しそうに顔をほころばせて歌っていたのが心がぽかぽかとしたし、なにしろ「夕焼けに染った 君の姿見て恋だと気付いた」という心をきゅっとさせる歌詞が似合うのはなにわ男子の アオハルというひとつの物語性の進行があるからだなぁ。

 

りとるちゃんのダイヤモンドスマイルと来て、なにわ男子はFirebird…赤衣装が映えるなぁ…歌う人が変わることで違うストーリーに生まれ変わる面白さがあったし、末澤さんの「熱くしてやるよ」ガチャがあったのが凝ってたのとなんといっても恭平ちゃんパートの「気分はどうだい?」が上手すぎてびっくりした…もともと歌い方が個人的タイプど真ん中で好きなんだけどまた歌唱力がアップしてて聴いててブラボーしたくなるほど素晴らしいのと、気分はどうだい?って尋ねるのが似合う、似合いすぎる。

 

あとはなんと言っても新曲ふたつがあまりにもタイプの違う最高の切り口だったこと…!!!!!!まずは両国仕様の和テイストとトンチキ歌詞の融合のShall We…ここに高橋恭平センター曲をあてがうなにわ男子さんど天才か…???きらきらの似合う面々の中でも一際どこか一歩引いた恭平ちゃんの凛としたあの感じが際立つ美しさとなって開花してたんだよな…恭平ちゃんのフェイク始まりでどこか艶のあるようで不思議な世界の入り口に招待されたような雰囲気があった…恭平ちゃんのソロパートに「歌舞けあるがまま」という歌詞が凛とした自身とひらひらした浮遊感に溢れていて最高だったの…これ、Jr.維新の時のような和洋折衷コンセプトで固められたらとんでもないことになるのでは…。このあとの流れがKAGUYA→2 Facedと続くのでもはやほろっほろになっている。KAGUYAで和傘を持ち出した時卒倒するかと思うくらい綺麗な世界が築かれていて何としても後世に残したいステージ入りしたかもしれないと思った。

 

そして2曲目がりゅっちぇセンターのSoda Pop Love…何度でも口にしたい。口にするだけで可愛い、ソーダ・ポップ・ラブ。歌詞の中になんどもFizzy Fizzyと出てくるの、ずっとしゅわしゅわしゅわしゅわ言ってることになるのがあまりにもかわいい。こんなに可愛くってきらきらしてる人達にしゅわしゅわしゅわしゅわ言われてしまったら抗えない。ここの衣装もオレンジベースのポップな新衣装で、なにわ男子さん、オリジナル衣装にハズレ無しの真髄。この歌も王道ど真ん中と分類されるタイプの歌なんだけれども、一抹の切なさや澄んだ儚さを含んだダイヤモンドスマイルとは違う、りゅっちぇが真ん中にいることによって溢れてくるとびきりキュートでポップな世界観がたまらないな…一口に王道と言っても真ん中に来る人が変わることでそのコンセプトをガラリと変えて見せられるのがなんといってもなにわ男子の魅力だよなぁ…

 

とびきりきらきらとしていてその勢いも凄まじいのに誰ひとりとして置いていかずに、さぁ君もと迷わず駆け寄ってきて手を差し伸べてくれる陽だまりのような光の差し方が優しくて、ほわっと余計なものをはらい落としてくれる、ただ幸せになりに来たようなあたたかくて素敵だった~~~!!