震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

この小さな羽を広げて

 

 

蒼龍がネプリーグに出た。賢くて頭がくるくるとよく回るので機転が効いているうえにとってもかわいい。すきなひとたちについて考える時ついついかわいいが先行してしまうけれども、かわいいはなによりの褒め言葉だと思うし、愛おしさが含まれていないとそのひとのことを考える時にかわいいなんて言葉は飛び出してこないんじゃないか、と思うことですきなひとたちにかわいいかわいいと言ってしまうことを正当化させたくなる。 年末からここ最近にかけて、オートリバースを分岐点にするみたいに沢山メディアで見たけれど、オートリバースで親衛隊の役をしたアイドルの姿というフィルターを少なからずかけてふたりを眺めてしまうし、そんなフィルターがかかったふたりを見ているとなんだか不思議な気持ちになる。言語化出来ない気持ちなんだけど。

 

そうしたら、オートリバースの作者の方がドラゴンフライのお話を呟いていた。実際に執筆中にはいはいじぇっつの写真を貼って、そこから蒼龍がラジオドラマで主演するという巡り合わせがなければきっと生まれなかったであろう素敵な歌。はいはいじぇっつの幾多のオリジナル曲の中でわたしはこれが一番好きだ。希望なのか絶望なのか果たして海の向こうへ行けるのかその曖昧さをジャニーズジュニアが歌うその不安定さが良い。 海の向こうに行くんだよ、きみたちはとも思う。作詞してよかった、この歌が素直になれて好きだと作者の方が仰っていた。作詞してよかったのあたたかさに心がぽかぽかしつつも疑問が浮かんだ。 この歌は素直になれる歌なんだろうか、と。曖昧さがずっとひと続きにある印象があった。 でも、「この胸の穴はあなた」とか 「会いたい 会いたい 痛い」って歌でなければなかなか口に出せない気持ちだなぁ…素直っていうのはそういうことなのかなぁ。面と向かって君が胸の穴だよなんて恥ずかしくて言えないし 会いたいし痛いなんてさ…オートリバースについていずれきちんと纏めたいけれどどうしても胸がひゅっとするのでなかなかたどり着けない。 あの毎日毎日お昼に物語がゆっくり耳元で進んでいくの、楽しかったけど苦しかったなぁ…ハッピーエンドに開けてもいないしバッドエンドにも開いてはいないからこその苦しみというか、それを演じるふたりにあまりに肩入れしてしまっている妙な感情の大きさというか。

 

はいはいじぇっつがドラゴンフライを歌うのがとても好きだ。それぞれの解釈が見えるなぁと思う。はしみずはそれぞれふわっと笑ったり曖昧さをたたえているような印象があるし、ゆうぴ~は一貫してずっと楽しそうににこにこしてるし、蒼龍はもう多分この歌を歌う時はずっと高階とチョクのことが頭の中でちらちらしてくる。最後の「この胸の穴はあなた」のそれぞれのソロパートはもう歌い分けも含めてもうよく分からないしゅわしゅわした思いになる。

 

HiHi Jets「ドラゴンフライ」(Johnnys' Jr. Island FES) - YouTube