震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

俺の家の話 を見た

 

 

俺の家の話|民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」 - 無料で動画見放題

 

 

クドカンドラマはやっぱりいいな~と思いながらここ2週間は金曜日の夜を迎えている。個人的クドカンドラマのベストはマンハッタンラブストーリー監獄のお姫さまだなぁ…あといだてん。時系列が行ったり戻ったり矢印の向きが逆になったりするのと全体的にワチャワチャしてるのが好き。女囚のはなしとかいだてんでいうと女子スポーツのはじまりの中で描かれる偏見とそこに抗う人たちの描かれ方が本当に内側から熱くなってしまうような感じで、私自身はスポーツはからっきしダメで良い思い出なんて殆どないんだけど、女子生徒たちが「女だからってなんなんですか!」って教室に篭城するシーンは高揚感と苦しさで訳が分からなかった記憶。大正時代の女性たちがおくる現代へのメタファーのようなこんなに時が経っても変わらないものへの風刺というか。

 

俺の家の話は結構重くなりそうなテーマを幾つか重ねている印象で、介護、家族の確執、息子の障がい、後継者問題と資金繰り…とかこれらを全部ぶつけられると重くて救いがなさそうな感じがするのにどこか情があってコミカルなテンポ感があるのと小ネタが面白くて面白く見れてしまう、のに容赦がない…というか。じゅじゅの認知症のあらわれとかそこに入ってくる秀生の無邪気な声と表情。無邪気であればあるほど切ない。秀生はかなりのキーパーソンだと勝手に思ってるんだけど、死ぬを四ぬと書き間違えていたり、好きな数字で4を挙げていたりなにかと4が好きなのか固執しているのか気になるな…秀生を演じる羽村くんの演技が上手い。あとは大洲でみっちも出てるんだけど超真面目な場で「俺の爺ちゃん要介護!」ってラッパーの息子の血が騒いだのかはしゃいで奥に戻されるシーンがおもしろかった。普段のみっちなら絶対しないし…

 

俺の家の話もそうだし、夢中さ、きみに。もそうだけど、なにわちあが出てる今期のドラマどれも面白くて凄いな…選ばれる力のある人たちだ…になっている。