心に差した栞みたいだ - 震えるほど儚く

ドリームバース#1~3で登場した歌の話がしたい。巻き起こる曖昧な青春物語もさることながら、スパイス的に差し込まれるトラックビデオが最高なんだ

#1のDive into youはシーンが切り替わってイントロと共に幕が上がるようにもう一度画面が明るくなって車に乗っている5人がなんともノスタルジック質感と風を感じる壮大な雰囲気とともに現れるのと、背中合わせのマークとチソンという構図がたまらなく好き！！！！最年長と最年少が背中合わせをするという構図は意味があってもそうでなくても意味ありげに見えてしまうのが良い。車に乗っている5人もサイコーで、ふとジェミジェノは微笑みながら顔を見合わせるだけで映画になってしまうしなんと言ってもその車を運転しているのがヘチャンであるという事実が狡い！！！！後ろの方でワイワイしてそうな君が、颯爽とした顔で車を！！どりーむのメインボーカル陣3人の清涼感のある声がよく活かされている歌で、127だとスパイス的に入るヘチャンの声が真ん中でするというグループが入り乱れるからこその良さも垣間見える。

#2のRainbowは端的に言うと夜の公園、花火、すげぇたのしそうなどりーむという最高の構図でお送りされるんだけど、他力本願で申し訳ないけどTwitterなどで検索すると日本語訳してくれている人がいるのでそれらと照らし合わせながら見るとエモーショナルな気持ちが大爆発する。 YouTubeの企画であった、「僕たちが考えるドリーム」でそれぞれ持ち寄った言葉が歌詞に入れこまれているらしい。丸く笑う7つの光で超楽しそうに笑うどりーむとか手を振るで手を振るジェノとか歌詞とリンクした映像と、なんといっても総じてきらきらしてる。きらきらしている人には弱いので心がほろっほろにされてしまうということである。明確なものはないけれど終わらない青春があるのかもしれないし、この人たちの元に満天の星が降り注いでくれないと困る。

#3はパラレルワールドのNCT DREAMのようなDiggityなる人たちのDiggityという歌(ハイハイジェッツのハイハイジェッツみたいな事になっている)なんだけど、工事現場みたいなうるささとシットコムのオープニングみたいなわっちゃわちゃした感じと悪ぶったどりーむが見られる。なんでもノコギリで解体します！みたいな顔してる。あとヘチャンさんに「赤く燃え上がる太陽が僕に話しかけてくる」と歌わせた天才がいる。止まっていた時間が動き出したので帆を上げろ！みたいな今すぐ走り出しそうな雰囲気あり、栞というなんだかRainbowに通じるワードあり、127のChain的雰囲気の解体屋っぷりあり。一緒に冒険しようぜ！ノリが誰もひとりにしないどりーむっぽい。