震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

五騎当千備忘録⑦

 

  • $10

ここからサマパラの赤黒衣装のターン。この歌とこの後のBe COOLの流れは非常に狡いんだけど、こういうモダンお洒落な歌を少しやんちゃな顔をしてサラッと歌いこなすようなアプローチが上手いというアイドル、なかなか稀有なのでは無いかと贔屓目たっぷりに思ってしまうくらいにはすごく良かった。それにしても金髪カラコン橋本涼さんが歌うどうして愛はお金がかかるんだろう?があまりにもサイコーだった。 全部危うい。

 

  • Be COOL   

これが後々の伝記でおそらくハイハイジェッツがこの歌ハイハイジェッツに似合うなぁ~と思い選曲したらしいことが分かるのがよりこの選曲の狡さを助長させてくれるような気がしている。夜のネオン街またはカジノがよく似合いそうなクールなジャズソングが今一番似合うジャニーズジュニアなのかもしれない。ハイハイジェッツという集団が。これはめちゃくちゃ''良い''ので早く少クラかなんかでも披露して欲しいし明日にでもDVDを発売してもらって摂取したい。

 

  • Complete

そういえば、駆けるやビーマイではなく、しんみりソングはCompleteだったなぁと帰りの飛行機でふと思った。この歌はTLで度々5人で歌っているところが見たいという声が上がっているのを眺めていたのでこれが噂の…という感じだった。想像していたよりも何倍もノスタルジックな気持ちになる。音が壮大で歌詞が本当に狡くて、スタンドマイクで歌うのもまた胸をいっぱいにさせてたまらなかった。5人でこのタイミングで、夢を叶えようこの街でと歌うことに大きな覚悟や意味があるのかもしれない。

 

  • FRONTLINE

初披露された新曲。Completeが終わると、ものものしい音とともにフレジュがおもむろにHiHi Jetsと書かれた旗を振り始めるんだけど、ただただものものしかったBGMがどんどん情緒感溢れるものにシフトしていって気がついたらもうまるでハイハイジェッツが覇権を取った後みたいな壮大さを漂わせているうちに、NEW SONG FRONTLINEみたいな感じでモニターにバーンと文字が映し出され、真っ白なやんちゃ新衣装を着たハイハイジェッツがけたたましいEDMサウンドに合わせて踊り狂う。ハイハイジェッツのオリジナル曲の中でおそらくいちばん踊る。歌詞も五に拘るのは大前提~みたいな覇気がゴリゴリに溢れてくるような強めの歌。あらゆるものの最前線に昇りつめてやろうという気持ちがガンガン伝わってくる。

 

挨拶でしっかりひとりひとり時間をとって真剣に熱く語った後にしんみりテンションでそれでは聞いてください…と言われた後に流れるハイハイジェッツ(歌)の高揚感たるや。去年のサマパラもこういうしんみりした空気→明るい歌という流れがあったし、この人たちは楽しいエンターテインメントにとことん強いアイドルなんだなぁと思うような圧巻の明るさ・眩しさ。 デビュー曲ではなくグループ結成1発目からグループ名をそのまま楽曲名にするある種の継承のような名刺代わりのような大切な歌をこうやって世界一楽しそうに愛おしそうに歌ってくれるの、こんな時間がずっと彼らのためだけに永遠が存在していて欲しいと思わされて胸がいっぱいだった。

 

 

  • ZENSHIN(アンコール)

滝本くんが警察官でフレジュのチビたちに道案内をしている…みたいなコント仕掛けで「前進です」からZENSHIN~と歌いながらハイハイジェッツが出てくる。 声の出せない特殊なコンサートであることを面白く逆手にとっていてこの人たちは本当にコンサートを作るのが上手い。 そわそわするような空白がない。なかなかお目にかかれない2番、だって男の子だもーんも見られて大満足。フロントラインの以上の上着を脱いでいたんだけど、猪狩ちゃんがやんちゃカジュアルスタイリングになってて、子ライオンヘアーと相まって大変ラブリーだった。

 

もう終わってから気づけば1週間経っている。あんなにたのしかったのにもう過去の話になってしまう時間の止まらなさと切なさと眩しさが同時にやって来るような気持ちがする。本当にね、楽しくて眩しくて全部幸せな夢で、ハイハイジェッツは凄まじくきらきらしていて面白いアイドルだとぐうの音も出なくなるくらい楽しかった。 もう明日にでもDVDを手元に置きたい。