震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

今さらプリティリトルライアーズのシーズン1~3のDVDを購入した話

 

今までテレビで録画したものを焼いて見ていたんだけどとうとうそれがダメになったしメルカリで非常に安価で販売されていたので購入してみた。何回も見倒したドラマなので円盤を持っておいて損は無いと思う。収集癖もあるのでもっているとそれだけで安心する。

 

今日届いたので早速シーズン1から見返しているんだけれどもメインキャスト4人が心無しか幼い(シーズン1時点ではメインキャストであっても4人と一緒にはいないのでカウントしてないアリソンなんて本当に少女の顔をしている)しまだまだ風呂敷が広がりすぎていないのでそこまで怖くなりすぎず見られる。特にシーズン4以降はそもそもの謎に加えて秘密に秘密を重ねて信じられないくらい大きな嘘が生まれているしほとんどホラーみたいな回もあるのでそれが面白いところではあるんだけど1周回ってコメディみたいな感覚で最後まで眺めていたような感覚がある。そういう意味でもシーズン1~3は本当にティーンサスペンスドラマの要素が強い。 

 

どの登場人物もみな相応に秘密があって狡くてとんでもないんだけど特にアリア父とスペンサー父とハンナ父という主要4人の父親のうちの3人がとんでもないろくでなしなのがものすごくこのプリティリトルシーズンないし舞台となるローズウッドのヤバさを醸し出しているのではないかと見返しながら考えている。シーズン1だから全ての背景の根源みたいなものが描かれているんだけどスペンサー父はシリーズ後半の方が酷さが浮き立つイメージがあるけれどもアリア父とハンナ父がたまらなく酷い。アリア父は教え子と不倫したのが妻にバレて口論になった時に「全部俺のせいにするのか」的なことを口走るし、ハンナ父は新しい婚約者とそのむすめとの生活にワクワクしていてハンナのことを何も大切にしていないのが何度見ても人としてどうだろうかと思うけれども大人になればなるほどその感情は強まっている気がする。当時シーズン1を見ていた時にはこんなに気持ち悪さを感じなかったので、なんにも変わらず大人になってしまったような感じがずっと私のかにある気がしていたけど少しは大人になったからこそ芽生えた気持ち悪さ、なのかもしれない。