震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

恋せぬふたり6話の感想

 

恋せぬふたり制作日誌 特別版 写真家・石田真澄さんに聞く!「恋せぬふたり」 - 恋せぬふたり - NHK

NHKドラマ on Twitter: "スタッフブログ更新 よるドラ【#恋せぬふたり】 恋せぬふたり制作日誌⑩「衣装」で魅せる!「恋せぬふたり」 咲子、高橋、カズの衣装についてお話しています。 人物の側面を描き、誰一人として単純ではないという「恋せぬふたり」におけるメッセージを衣装に込めました。 https://t.co/iWkQNnHBKT"

考証チームブログ 第6回 - 恋せぬふたり - NHK

 

咲子が自分がどうであるかを考えて暮らした後に、また1歩進んだのと対比するように咲子の血の繋がった家族にまつわるわびしさと問題が尾を引くような回だった。まだまだ恋愛をしないというあり方がすんなり受け入れられるようなものでは無いということと、咲子がアセクシャルであるということであなたはには分からないというように突き放される苦しさがずっとある上に妹も妹なりに苦しくてたまらなくて、勝手に住所を調べられてずかずかと自分のテリトリーに入り込んでこられたらたまらなく嫌だなぁとかあなたには分からないって突き放されるのも分かれって押し付けられるのも嫌で丁度いい関係性ってなんて難しいんだろうと答えのない迷路を思考の中でさまよっているような気分だ。

 

冒頭で咲子がアロマンティックやアセクシャルの人たちが集うちょっとした会みたいなものに顔を出していて、いろんな話を聞いたり考えたりしていて、それがたいそううらやましくなった。回りに同じ感覚を持つ人がいないので、心の中にある色々なことを少しだけ話して楽になりたいのかもしれないし答えが出ないにしろ、自認するための1歩を踏み出したいのかもしれない。私も参加できそうなものを見つけたので、今度参加してみようと思っている。

 

妹が出産している場面での咲子の装いが赤のビンテージっぽいカーディガンにデニムを合わせていてとっても可愛かった。回を追うごとにパステルカラーからビビットなワンポイントの入った服を着るようになった咲子の衣装は、自分に似合うものを知っていき、周りのウケを気にせず好きなものやことを直感的に選んでも良いのだという開放感が見えるように意図的にしているらしい。