震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

惑わされている間に枯れちゃうわ

 

アンジュルム『ハデにやっちゃいな!』Promotion Edit - YouTube

 

アンジュルムの新曲がまたもやサイコーだったという話がしたい。アンジュルムの色んな魅力を持ったおんなのこたちがそれぞれの輝きを活かしながらきらびやかに歌い踊っている、それの何たる素晴らしきことか!!!!と言うのが第一印象だった。

 

私はコンセプト厨なところがある。けれどもどんなに素敵なコンセプトよりも本人たちが世界一楽しそうに歌い踊っている姿から溢れだしてくるきらめきには敵わないと思うことがある。それのおおきな一例になるのがアンジュルムのハデにやっちゃいななのである。

 

Uraha=Loverの作詞作曲をされた山崎あおいさんの作詞作曲もされているということでやたらメロディアスでロマンチックな雰囲気が出てくるのも納得である。Uraha=Loverよりもポップかつカラフルでなおかつ汗かいて~のような賑やかな祭りで大騒ぎをするような華やかさがプラスされていて、歌の世界に没入するだけで何も考えずとも楽しさと感動が一気に胸の中に飛び込んでくるからもうずるい。愛・魔性と同じように後輩たちが思う存分大暴れしている後ろにどっしり貫禄たっぷりお姉さんたちが構えているというのも見応えたっぷりで思わず口角が上がってしまう。ただ強さを持ち合わせたおんなのこたちを演じているのではなくメンバーひとりひとりの自我が滲み出た結果強さに繋がっているからこそアンジュルムは「強い」と形容されるのだ。

 

黒と青を貴重にした衣装もいいが、メンバーがファッション誌さながらに着こなしている少しレトロな雰囲気をもちあわせた衣装が素晴らしい。各々のメンバーの素敵なところが最大限強調されつつ強さのイメージを固定しないことでその強さに拍車かかっていてカラフルで心が華やぐ。好きなリップを塗りなさいと励まされていた(もうそのおんなのこは次のステージへ駆け出して行ったが)おんなのこたちが、励まされずとも好きな自分の姿でいることを選び続けられるようなところに来たのかなぁ。アンジュルムが輝くことは、私が好きな姿のまま生きるという理想の指標のようで励ましのようで光だ。