震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

リサと人魚にめくるめく

 

萌まるこ on Twitter: "元旦に投稿した虎リサちゃん🐅 の、続き!(5枚)… "

萌まるこ on Twitter: "… "

 

おんなのことおんなのこが織り成す物語や世界にずっと興味がある。憧れといっでも過言では無いかもしれない。そういう世界に逃げ込んで何にもぐるぐるもやもやしなくていい空間で暮らしてみたい、と思う。けれども多分そういう訳にはいかないのでそういうドラマや漫画を履修して少しだけも現実を忘れてみたくて面白そうなものが無いか無料版をの読み漁ってみるということを良くするんだけど、つい昨日凄まじく眩しいものがたりに出会ったので備忘録的に書き残しておきたい。

 

『リサと人魚』というタイトルの通り主に出てくるのはリサという大学生と人魚でふたりがリサのアパートで暮らしている日常をそのまま切りとったような質感の作品だった。とりたたて大きな事件が起こったり冒険をするわけではないけれどもリサと人魚がふたりでいるという生活を楽しそうに送っていてふたりが楽しそうなおかげでそれがいっそうきらめいているということが起こっているのが良い。幸せの感度も大袈裟に大きすぎないのが加えて良くて、例えばいちごのショートケーキとかいつも仕送りの荷物の中に入っているカレーをテントの中で食べるとキャンプをしていることになっているから楽しいとかそういう些細なことなのが愛らしい。リサが買い物をしていたり、食事をしている時にふとこれ人魚好きそうだなぁという描写がありその後それをふたりで楽しそうにシェアしていたりするのも生活の中やすきなものの中枢に人魚がいて、好きだってことをわすれるくらいのすきに通じそうなものがふたりの(とくにリサから人魚へ対する感情については)中にありそうな気がする。と思索するくらいの行間が有難くて色んなすきますきまで読みふけっている。それが楽しい。