- VCR (ROAD TO PERFECTION ''ANGERME'')
これまでのアンジュルムのライブ変遷と共にその当時のアンジュルムの映像が挟まれ、カッコイイ音楽とともに2022...という流れになる。私はほとんどの時代のアンジュルムを知らないんだけれども、多分、確信的にどの時代のアンジュルムも最高なのだと思った
- わたし/ 松本わかな
真ん中のステージの少し飛び出た四角の空間にふわふわした素材をひらめかせた衣装を着た10人が登場し、そこに座るとわかなちゃんだけぴょこっと立ち上がって前に飛び出し、福田花音さんの卒業ソングを歌い始めるというこの世の中で1番カワイイモーメントが繰り広げられた。このセクションはソロで歌っている人のうしろで楽しそうにする残り9人の姿も見られるのが楽しい。この日のわかなちゃんの髪形はこの歌を歌うと決まってからそうしようと決めていたものらしく、わかなちゃんからのアンジュルムリスペクトと愛を凄まじく感じた。
- 愛さえあればなんにもいらない /伊勢鈴蘭
腰の辺りからひろがるひらひらを世界一上手く翻しながら闊歩していた。ハスキーな声とどこからら見ても100点の仕草から繰り出される「泣けちゃうくらい大大大スキ」にえらく心を撃ち抜かれた。
- 上手く言えない /為永幸音
しおんぬのダイナミックのアプローチがあまりにも''良い''。 全ての事象をしおんぬが跳ね返していつのまにかすばらしいものにして返してくれそうなパワーがある。
- 魔法使いサリー / 川名凛
ケロちゃんのボブヘアーの可憐なこと!!!!一挙手一投足に目を奪われてしまうし、多分ケロちゃんは魔法を使えてしまうのだと思う。魔法使いケロちゃんはいる。
- 全然起き上がれないSUNDAY /竹内朱莉
これまでうしろで橋迫鈴ちゃんとワチャワチャおふざけしていたタケちゃんが湿っぽくかつ見ていてなにもヒヤヒヤしない歌唱力に裏打ちされた凄みがあって思わず息を止めて見つめていた気がする。
- 君だけじゃないさ・・・friends
一旦ここでみんな1曲。ひたすら楽しそうに歌うというアイドルが放つ輝きの中でどんなコンセプチュアルなものも太刀打ちできない領域のものを見せつけられたような気がする。
- 臥薪嘗胆 /川村文乃
かわむ~のカワイイ声から繰り出される「這いつくばって傷つくことも大切だ」がキラキラしていて大切にしたい...という気持ちになった。できることならアイドルには一切傷つくことの無い日々を送っていて欲しいけど彼女ないしアンジュルムはそれを厭わないのだ...と。
- 夢見た15年 /平山遊季
ぺいちゃんのひくくてかつドスのある声と既にアンジュルムに馴染んでアンジュルムの中にいるおんなのことしての輝きを放つきらきら放っているのが眩しかった。ぺいちゃんがあやちょ、わかなちゃんが福田花音さんの歌を歌ったのは意味あることなのだろうかと考えた。
- 愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間 /佐々木莉佳子
莉佳子が歌い始めるとその場の全てを多分莉佳子のものにしてしまうんだ...と思った。くるくる変わる表情もハスキーな声も動きも全部が''良い'' こんなのみんなが莉佳子に恋に落ちてしまう。
- 私を創るのは私 / 橋迫鈴
橋迫鈴ちゃんは孫だと私にハロプロを教えてくれた人が言っていた。力強くかつ名の通り鈴がなるような愛らしい声で自信たっぷりに歌い上げる姿に思わずグッときつつ、真っ赤に染った武道館の圧巻の景色の凄まじさとその光を我がものにする鈴ちゃんの赤を背負いたる凄みにハッとした。
ふわっとしたトップスに黒のミニのスカートを合わせていて妖精さんのようだった。思いがこみあげてきて涙をぽろぽろこぼしながら笑顔で歌い上げる様とそれを見守るメンバーたちが最高の笑顔でかみこを迎え入れるという布陣がこれがアンジュルムのアンジュルムたる輝きなのだと思わされるような良さがあった。かみこは本当に本当にアンジュルムが好きなんだなぁと目頭が熱くなった。