震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

アンブレラアカデミーシーズン3におけるアカデミーのメンバーそれぞれの動向について考えたい

 

もやもやしたままシーズン3を周回しているうちに、レジナルドってシーズン2の最後あたりで急に顔の皮を剥いだら中に宇宙人みたいな中身が存在していた…みたいな設定あったよなぁと思い出し少し頭をスッキリさせながら見ることができるようになったので思い出したことを追加しながらアカデミーのメンバーたちのことを見ていきたい。(何回も見るうちに増やしていく予定)

 

  • ルーサー

シーズン1~3を通して数奇な運命に翻弄されるというヒロイン適正がきょうだいの中で1番高いのは彼だったのではないかという気がしている。シーズン3でもスパロー・アカデミーのスローンと恋に落ちるといういわば禁断の愛のようなものをやってみせている。

 

  • ディエゴ

ディエゴはずっと変わらずにヒーローでいることに固執しているイメージだけれどもシーズン2で幸か不幸かライラと出会ったことでひとつ心の拠り所ができたような兆しがあるのかなぁとも思っている。ずっとヒーローとして何かを守る!という漠然とした何かに向かって突っ走っている時は失敗を繰り返しているイメージだったけれども家族を守りたいにそれが切り替わった時にそれがようやく良い方向に作用するようになってきたのかなぁ。

 

  • アリソン

シーズン1・2で娘と一緒に過ごしたいという思いが誰よりも強く、それがために1960年代で出会った(再婚した)レイと別れたもののグランドファーザーパラドックスによって娘の存在そのものが無かったことにされていてシーズン3においては自暴自棄になり全てのヘイトが彼女に向くような描かれ方をされている印象がある。

 

  • クラウス

霊界と交信できるという能力描写の他はこれといったヒーローっぽい活躍が無かった彼がシーズン3で明らかになったのが実は不死身であるという能力だった。色んなものが時々情報過多気味にくるくる詰め込まれるシーズン3だけれど、クラウスだけはいつみてもおおらかでハッピーでうじうじしてしまうこともあるけれどそこから飛び出そうとしていて凄まじく愛の人なのだと思った。

 

  • ファイブ

シーズン1~3通して全ての物事を見通して問題解決に向けてひたむきに頑張っている唯一の人。おそらく彼の憶測はずっと正しい。なんだかんだきょうだいのことが好きだと言うのがすさまじく愛おしい。彼だけ名前が存在せず、アンブレラアカデミー内の通称であるファイブとしか名前が呼ばれることがないという1番の謎な存在である。

 

  • ベン

シーズン1~2においては既に死亡していてクラウスにしか見えない存在でシーズン3ではスパローアカデミーのナンバー2として少々棘のある人になっている。ほとんど人となりが描かれていないのでまだまだ回収されていない伏線の方が多い。ジェニファーと彼の関係性といい、死因といいシーズン3最終話の最後で電車に乗る姿といいあらゆるところに謎が振りまかれている。

 

  • ヴィクター

シーズン1~2における彼の湿っぽさや世界を終わらしかねない凶暴性がシーズン3で無くなり、ファイブ程ではないもののある程度の冷静さと慈愛を持ち合わせているような印象がある。ハーランが苦しみながら生きねばならないほどのヴィクターのパワーの大きさは如何程なのだろうと思う。