OCHA NORMAのデビュー曲が''良い''という話をしたらアンジュルムも''良い''という話をしたくなった。アンジュルムはそもそもスマイレージというグループだったのでスマイレージとしてのデビュー曲とアンジュルムとしてのデビュー曲が存在するのである。
スマイレージ 「夢見る １５歳」 (MV) - YouTube
真っ白でふわふわのミニスカートで夏の恋するおんなのこのカワイイ歌だけれどもただのカワイイをしているわけではなくうまく説明出来ないがどこかが確実にスパイシーなものを醸し出している。こんなに素敵なおんなのこたちに実際女に生まれてよかったなどと歌われると心に来るものがある。
アンジュルム『大器晩成』 (ANGERME[A Late Bloomer]) (Promotion edit(New Ver.)) - YouTube
そしてアンジュルムとして生まれかった彼女たちの２回目のデビュー曲がこの大器晩成である。アンジュルムを履修する時にかなり早い段階でおすすめされて知ったのがこの曲なので、アンジュルムのアンジュルムらしさを分かりやすく体現しているのがこの曲なのかもしれない。大器晩成的な評価観念とかいろんなものとか全部ひっくり返してきらきらしたものを今この瞬間掴みたいんだよ！という楽しげながらギラついた覇気があらゆるところに転がっている。そして何にも惑わされずに どんな時代にも流されずにという落ちサビがこの曲をひと言で体現しているのではと思う。
