好きだったアイドルの誕生日を迎えた。去年の誕生日に大きなことを発表した時、正直元アイドルの肩書きに寄ってきた悪い大人に騙されてこんなことをしているのかもしれないと思った。それは杞憂だった。目まぐるしく色んなことを発表しそれらを成功させていった。星は街じゃ光らないんだよ!!!!!と言うはずだったのに、その人は星すぎて街でも光りすぎているのかもしれない。結局きみはどこにいても周りを巻き込んで光もあつめてそれに煌々と照らされながら全速力で走っている。アイドルのきみを見ていても、きみの残像を見ているようだったけれどもそれはアイドルでなくなっても同じだった。もうローラースケートを履いていないのに、きみはおそらくもう履くこともないのに。
きみのことを考えない夜が無い。まだわたしはアイドルのきみを夢に見て恋しがったり悲しくなったりしている。こうして毎日毎日きみのことを考え続けてたどり着いたのはもうきみ以上に好きなアイドルは現れないのかもしれないということだった。ほかのアイドルや特に同じ事務所のアイドルをみている時、わたしは心のどこかできみのことを考えている。きみのことをまだ探してすらいる。この先きみの愛した弟たちが月に行っても、まだきみが月に到着するのを待ち続けてしまうかもしれない。きみやきみのいた最高の5人組以上に身を焦がすほどの愛を感じる存在に出会えずまだ暗がりをさ迷っている。長々と書き連ねたけれど寂しいという言葉に帰結する。きみのいないせかいはこんなに寂しく色がないのかと思う1年間だった。やっとの思いできみのいた最高の5人組のことは綺麗な宝箱の中にいれられたけれど、きみのことはどうやったら宝箱の中に入れられるのだろう。どうしたら踏ん切りが付けられるのだろう。きみに身を焦がした感情をそのまま綺麗に切り取ってとびきり綺麗な宝箱に入れて少し奥の方にしまってしまいたい。そんな日は一生来ない気さえする。きみをアイドルとしてスターにできなかったことやデビューさせられなかったことにまつわる後悔はもう消えることがないからだ。きみがどんなにきみのアイドル人生は最高だった!と言ってくれてもそれは消えない後悔としていまも心を焦がし続けている。まだきみがアイドルとしてどうにかして戻ってきてくれたらいいのにと思う夜がある。そんな日が来ないことも、不可逆なことも分かっている。
だから、きみは幸せでいて欲しい。やりたいことをやりたいだけやってほしい。こんな誰のことも何も気にせず好きなだけ滾って爆走してしまえばいい。ゆうぴ〜、好きに生きろ。いつかきみの作ったものを泣かずに食べてみせる。きみのこと思い出さない夜を過ごしてみせる。乗り越えてみせる。