https://www.youtube.com/watch?v=j3KL3BFFbdA&feature=share
セクゾとストのちょうど間に出てきたHiHi Jets、キラキラとギラギラの転換期をになっているようで、16時代出演グループの中で唯一のジュニアでありながらひとつも飲まれていなかった。幸か不幸か、はじめてHiHi Jetsが横アリに立つという瞬間を目の当たりにできたし、無観客で返事も返ってこないことが分かりきっていてもいつも以上に、いやこういう有事だからこそいつも以上に大きな声で煽ってくるの…そして何よりもなんだけど、本当に君たちは楽しそうにパフォーマンスするよね…結局はそこに帰ってくると思うんだ。どんな素晴らしいダンスも歌も、やらされている感というか楽しくなさそうな感情が少しでも見え隠れしたその瞬間にエンターテインメントとして終わると個人的には感じている。HiHi Jets、心からエンタメを愛し、楽しんでいる顔をするんだよなぁ…今を大事にしつつもいつも目線は未来に向けられているそんな感じもあって、なんて素敵なグループなんだろうね。
グループの名刺代わりのようなHiHi Jets、大人の香りを纏わせたベビゴン、文字通りポジティブで前にしか進ませてくれないZENSHIN、とにかく明るくて楽しいが詰まった情熱ジャンボリーとローラー履いて駆け回りながらよくもまぁそんなに楽しそうにぴょんぴょんする…ベビゴン、パフォーマンス動画が上がっていたあの時期とは桁違いに表現力が上がっていて、メンバーもろとも一緒に大人になっていく歌なんだなぁ…と。ZENSHINと情熱ジャンボリーに至ってはもうMステのあの無条件に人類全てを明るいパワーで包み込んで手引っ張って走り出しそうなあの感じで、ライブをするということの上手さと巻き込み力が凄まじかった。覇気やキラキラやその他幸せなものを形容するために存在する言葉全てで溢れていた。
そしてこのタイミングで新曲。やっぱりあるよねぇ。歌う予定だったよねぇ。去年から新曲貰うスパンが嬉しいことに短すぎるのでそろそろフルアルバム出せる勢いでオリ曲が存在してる。嬉しいなぁ。好きな人たちのために作られた歌がこんなに存在しているというのは。未来へ走り出そうというベクトルの何とも爽やかで疾走感がありながら、泣いてしまうような歌だった。イントロの壮大さにグッときて、サビ前のみじゅぐらいからはもう全部思い返して死ぬほど泣いてる。アーカイブずっと巻き戻して見て泣いて冒頭に戻して笑ってまた泣いてを繰り返してる。噛み締めちゃうじゃない、いろいろ。指を5本折り曲げてそっと優しく手を下ろしたり、込み上げる思いをそのままに感情たっぷりに歌い上げたり、繊細な動きをしていたり、そんな素敵な表現、どこで覚えてきたの…?とびきり素敵だ。どこか柔らかい動きをするメンバーが多い中、誰よりも力強く目の前に立ちはだかる何かを壊す勢いな優斗さんもたまらなく愛おしくなってしまったり。いつもいつも一生懸命な所がまた良いんだ…。新曲 「駆ける」表記だったのが優斗さんの伝記で明らかになったけれど、いろんな「かける」の漢字がある中での「駆ける」はHiHi Jetsの駆け出しちゃったよ夢 止まらなくてAlrightを体現しているようで素敵だなぁ。
この歌を、EXで、横アリで、ドームで、そしていつかは新国立競技場で歌うHiHi Jetsの姿が見えたような気がした。