7月になった。てよょが誕生日を迎えて、えくそからまた1人、ギョンスが兵役に行った。それだけで大分感情が忙しい。
えっせむの前クリエイティブディレクター、ミンヒジンが公式にえっせむを離れて、ビッヒに移籍することを発表した。ミンヒジン自身でレーベルも作って、いろんな会社からの仕事を受けられるみたい。ガールズグループのプロデュースもするみたい。
去年のいつだったっけか、そういう噂が流れて。ジャニーズだと、令和イレブンみたいに本当に根も葉もないことが多いんだけど、韓国のアイドルの噂は結構本当のことが多いのはなんでなんだろう。わたしもずっとそわそわして定期的にミンヒジンでエゴサかけてた。レッベルの日本アルバムには、クリエイティブディレクターで名前が載っていたからあれはただの噂だったのか…？と思っていたばっかりに、ちょっとばかり、いや、かなりショックだった。
私は、ミンヒジンの作るアートディレクションを見てえっせむのアイドルを好きになったから。作り込まれていて美しくて、少し意味がわからなくて。とにかく凝っていて楽しくて。
アイドルなのに全く媚びていない。特に彼女の作る女の子の世界は、ほんとに女の子のためだけの世界だった。奇抜の髪もメイクも、甘い中に毒をしのばせた感じも、決して透明に透き通ってはいない世界観も。ほんとにだいすき。
ぬえびおも、ピノキオも、Pink Tapeも、れっらいも4wallsも、いつだってミンヒジンはf(x)の味方のような気がしていた…。私はミンヒジンの作り出すf(x)の世界観が何よりも好きだから、ミンヒジンのいないえっせむにいるf(x)はもう誰にも味方してもらえない気がして。もう2015年からアルバムは出せていないし。ライブ以来グループとして活動もしていないのに。それに、今年10周年になるはずの彼女たちを華々しく作品に残してくれる人は、もうあの会社にいないんだろうな。 野暮だけど、そんなことを考えてしまうよ…
そしてえくそ。XOXOのあの少年と大人の間を彷徨うえくそも、The Warの戦争前夜に夏のパーリー開いちゃうえくそも、最近ので言うとテンポの軍服えくそも最高なんだよぅ…さっきのえぷの話とも関係あるんだけど、ミンヒジンはカイテムスタルの画報を撮ったお方だから…カイスタルうんぬんもあったけど、あの3人とミンヒジンの世界観が本当に幻になってしまうとはね…。あと、MLBの写真然り、チャニョルちゃんの雑誌然りミンヒジンのとるえくそはエモいのよ。
レッベル。レッベルたちはもう、個人的に、えぷが活動させて貰えない今、ミンヒジンがウッキウッキしながらアルバム作ってるのがビシビシ伝わるのはレッベルだな…と思っていたので…。ミンヒジン、今回のアルバムはもう参加してないんだなぁ。SAPPYにはいたから、もうマジで嬉しかったもんなぁ…。よくよく考えてみると、あのティザーはカラフルだしポップなんだけど、ミンヒジンっぽさは確かになかったな…。何色にでも染まれるレッベルちゃんは、ミンヒジンのかわいいかわいいお人形さんみたいだったもんな…。とびきりカラフルなハッピネース！も5人に生まれ変わったICCも、私的ベルベットと言えばこれ!なAutomaticもかわいいと毒々しさが最高潮なロシルレも毎年この時期に聞きたくなる7月7日も…まさにパーフェクトベルベットなピカブも…どれもこれも最高なのさ…
NCT。なんと言っても、デビューティザー(NCT U）のやつが好き。 第7感とWITHOUT Uのやつ。天才。わりとNCTはちぇりぼむまでしかミンヒジン、関わってない。まぁでも、ジェヒョンさんのpoetic beautyはめちゃくちゃすばらしかったな…ミンヒジンさんの箱庭に住むジェヒョンさんはもれなく最高だ…NCTは攻めたコンセプトが、わりと多いので、なかなかミンヒジン的世界観にはハマらなかったのかなぁ…でも、ミンヒジンゴリゴリの世界観でNCTが
ガッツリアルバムだしたら、それはそれでめちゃくちゃネオ。
そしてソルリ。ソルリたんは、めちゃくちゃミンヒジンの世界にマッチしていたというか、ソルリたんの持つふわふわな甘さと、その中にある毒の対比が素晴らしいというか、かなわないというか。 たしかに、5人f(x)時代、f(x)の世界の主人公だったのはソルリたんだと思う。センターはくりったるだけど、あの世界の中心にいたのは、いつまでもかわいい少女みたいなソルリたん。 だからって、他4人がお荷物だったとも私は思わない。
だって、4wallsはきっと4人じゃなきゃ出せなかったような気がするから。5人で出すには、4wallsは大人すぎるというか、少女性がありすぎる。5人だとなんだか、同じ日常を永遠に繰り返せない。途中でぶっ壊してめちゃくちゃにしちゃうでしょ…4wallsをやるには、f(x)は少女を卒業する必要があったし、4人になったf(x)はもうpink tapeをやるほど少女ではないけど、4wallsをやれる大人になったんだと思う。
ソルリは、いい意味でも悪い意味でもミンヒジンのかわいいかわいいお人形さんなんだよなぁと思う。くりったるは、ミンヒジンの作る世界観が心底好きなように思っていたし、ミンヒジンの世界に住むくりったるは生き生きしていて美しさと憧れとそんなものでいっぱいで、とにかくミンヒジンの世界が好きなんだろうなぁと思っていた。
全く言いたいことがまとまらないけど、えぷも、まだデビュー出来ていないヨルクも、今のまま宙ぶらりんにされてしまうくらいなら、いっその事ミンヒジンの新レーベルに引っ張っていってほしい。
あとは、ミンヒジンプロデュースのヨジャドルが死ぬほど楽しみである。
