震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

その青春の終わりを悟ってしまい

 

 

コロナの影響で各種エンタメがボロッボロで、もはや息の根さえ止められそうな勢いさえ感じる。色んなイベントやコンサートが直前で中止なり延期。SHOCKも春松竹も当面は中止。彼らはなんにも悪くなんてないのにごめんなさいという文章まで出てしまい、コスト、かかる労力全てを考慮して直前まで中止に踏み切れない気持ちも、振替があったとて、行けない人が必ずいてしまう悲しさ、その日に向けて色んなことを頑張ってきたであろうやるせなさ、生きるが故にやらないことを決断することも、それを悲しむということもどこか気持ちのやり場に困ってしまう。

 

だからなんだから、どれだけの楽しみであったかを考慮せずに「こんな時期にエンタメなんぞ」とあらぬ正義を振りかざしているような人を見ると本当にうんざりする。こんな時だからこそ、エンタメという物がどれだけ人の心を動かし笑顔にし、生きる理由になり得るか、考えておくれよ。そちら側には不要不急でも、こちら側には必要不可欠だったりするのさ。

 

 

えっせむにもその余波がやってきていて、れっべるちゃんアリーナツアーは「延期」、ドリームツアーは「中止」。TLはお葬式のような雰囲気だった。コロナの影響でこうなるかもしれないということは薄々気づいてもいて。どこかで覚悟していた人もいただろうと思う。やはり、「延期」と「中止」の違いがキツかった。もちろん、会場の予約が取れなかったとか、そういう問題もあるだろう。だけれども、1番こわいのは、このままNCT DREAMの今後について何もアナウンスされないまま、何かが始まるないし終わってしまうと言うことだ。きっと、コンゴンズはまもなくドリームを卒業、いよいよ本当に大人になるという訳だけれども、兼任グループがほとんど無い。行き先は不透明だ。ドリームに残されるであろう2人だって、グループの舵が不安定なあまりに身動きが取れなくなってしまいそうで。いつか、ドリームとしての終わりがやってくるということは覚悟していたから、せめて、きちんと送り出したいのだ。それぞれがバラバラの道を歩むことになったとしても、愛おしく美しい青春という一瞬を切り取って綺麗に心の中に留めさせていてほしいのだ。

いつが最後になるか分からないという不安の中でひとつひとつのステージがどれだけ大切なものであったことだろうと思うとたまらなくやるせなくなる。

今回のことが誰のせいでもない事がわかっているから尚更、気持ちのやり場に困ってしまうな…