震えるほど儚く

好きなアイドルがたくさんいます

ラウールさんが掲載されている雑誌を買った

 

偶然コンビニでラウールさんが掲載されているSPURを見かけた。思わず購入していた。見出しに「ラウール、奇跡の存在」と書いてあったのに思わず惹かれたからである。

 

ラウールさんのことを入所当時から追っているわけではないし、今の彼のことも全ては知らないしむしろ知らないことだらけでその表現やパフォーマンスに引き寄せられているだけなんだけれど本当になんて繊細できらきらとした表情で表現をする人なんだろう、と思う。目の奥にぎらぎらとしたものを忍ばせた顔もあえて目の光を無くしたアンニュイな顔も、持ち前のスタイルの良さと着こなし力で見事に表現してるの…そこに覗くあどけなさ、少年っぽさが見えるのもまたそこに今しか表現できない儚さを優しく包むような感じがする。

 

こういう手を伸ばしてもやすやすと近づくことのできないような圧倒的な表現のできるアイドルって特に最近のジャニーズアイドルでは希有なのではと思う。ダンススタイルも良い意味でジャニーズらしさが無いと思うし正に世界に目を向け始めんとするジャニーズが未来を背負うスターとして売り出すにはこれだけ新世代な人居ないだろうな、と思う。年代的にもラウールさん自身が纏う特出した雰囲気も。隙のないモードコンセプトをあれだけ素晴らしいものにしてしまう。それどころか性別だとか仕事だとか彼らを取り巻く色んな環境であるとかそういうものでラウールさんのことを定義するということが酷くつまらなく滑稽に見えてきてしまう。今ある厳しい目も男らしさとか女らしさとかそういう訳の分からないものから外れた途端に向けられる好奇の目とか、そういうものを全部追っ払ってくれるような。すがるのは良くないけれど、なにかを変えるきっかけになれるのではないかとはついつい思ってしまう。

 

何が怖いってこんなに澄み切った表現をするラウールさんはまだまだ目に触れるもの感じるもの全てから色んなものを大いに吸収してそれをまた表現力や魅力に魔法のように変換できる時期だということで、まだまだ発展途上なのがなによりも物凄いことのように思う。これからいわゆる期待の新人である時間を経てラウールさんのような年代がど真ん中で牽引するようになったら、一体どんな目をしてどんな表現をするんだろう。

 

できることなら、彼の目に入る鋭く突き刺さるような言葉たちからは極力目隠しをして綺麗なものだけを見てのびのびとその好奇心の働くままに美しいものを吸収していってほしいな。だって君はあんなに魅力的で綺麗でかわいいんだからさ…たくさんたくさん世界中から愛されて!!

 

 

どのカットも逃したくないほどきらきらしていて綺麗だけど、カラフルなニットのハッとするような可憐なページと、スーツと光の組み合わせがなんとも素敵なページが特に好き。